「パーマリンクって何?」
「SEOに影響はあるの?」
「最適な設定方法を知りたい」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
結論からお伝えすると、パーマリンクとはページごとに設定されたURLのうち、ドメイン名を含まない部分のことです。パーマリンクは途中で変更するとSEOに悪影響があるため、最初にルールを決めておくことが重要です。理想的な設定構造は「投稿名のみ」で、英単語・短くシンプル・ハイフン区切りが推奨されます。
この記事では、パーマリンクの定義からSEOへの影響、最適な設定方法まで、わかりやすく解説します。
この記事でわかること
- パーマリンクとは何か
- 途中で変更するとなぜSEOに良くないのか
- 最適なパーマリンクにする5つのポイント
- WordPressでの設定方法
- 途中で変更する場合の対処方法
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、ページごとに設定されたURLのうち、ドメイン名を含まない部分のことです。
例:http://example.com/how-to-use-wordpress
この場合、「example.com」がドメイン、「how-to-use-wordpress」がパーマリンクです。
パーマリンク(Permalink)は、恒久・不変を意味する「パーマネント」(permanent)と「リンク」(link)が掛け合わされた造語です。コンテンツごとに与えられた永続的に変わることのないURLという意味が含まれています。
パーマリンクの例
- http://xxx.com/?p=123
- http://xxx.com/how-to-use-wordpress
- http://xxx.com/how-to-use-wordpress.html
- http://xxx.com/wordpress/how-to-use-wordpress
- http://xxx.com/パーマリンクの設定方法
パーマリンクは途中で変えるとSEOに良くない
WordPressの初期設定では「?p=123」のような番号が付与されますが、内容が分かるようなパーマリンクの方が良いです。しかしパーマリンクを途中で変えるのは良くありません。
理由1:外部からアクセスできなくなる
パーマリンクを変更するとURLが変わるため、外部サイトに貼られたリンクからアクセスができなくなります。内部リンクは修正可能ですが、外部リンク先すべてにURL変更を依頼するのは難しいです。アクセス数も減ってしまう可能性が高いです。
理由2:被リンク評価がリセットされる
URLが変わると別のページと認識されてしまうため、それまで得ていた被リンクの評価がリセットされてしまいます。
せっかくGoogleから「信頼性の高いページ」と判断されていたとしても、パーマリンクの変更により台無しになります。
理由3:サイト全体のSEO評価に悪影響
パーマリンクを変更してURLが変わると、Googleからは「新しいページ」と認識されます。ページ自体のSEO評価もリセットされてしまいます。
複数のページで変更がある場合、悪影響はサイト全体にまで波及する可能性があります。
パーマリンクの設定ルールは最初に決めよう
途中でのパーマリンクの変更はSEOにマイナスの影響を受けるため、パーマリンクの設定ルールを最初に決めておくことを推奨します。
設定ルールには2つの側面があります。
- 設定構造:番号にするか、投稿名にするか、カテゴリーを含めるかなど
- 細かい文字列のルール:日本語か英語か、区切り記号など
理想的な設定構造は「投稿名のみ」
「投稿名のみ」の形を推奨します。
例:http://xxx.com/how-to-use-wordpress
理由は、この形なら万が一カテゴリー名が変更になったとしても、URLが変わらないからです。
カテゴリー名を絶対に変えないと言い切れる場合のみ、「カテゴリー名+投稿名」のパーマリンクにしても良いです。
例:http://xxx.com/wordpress/how-to-use-wordpress
ただしこの形の場合、カテゴリー名が変わるとURLが変更になり、アクセスできなくなったり被リンクが無効化するリスクがあります。
最適なパーマリンクにする5つのポイント
ポイント1:日本語ではなく英単語で設定する
日本語でパーマリンクを設定した場合のデメリットがあります。
- WordPressのバージョンによっては404エラーになる場合がある
- 外部ブックマークサービスやトラックバックで404エラーになる場合がある
- コピー&ペースト時にエンコードされてURLが長くなり見づらくなる
- SNSに貼り付けるとURLと認識されないことがある
Googleのジョン・ミューラー氏は「コンテンツの言語とURLの言語が違っていても、ランキングには影響を与えない」と明言しています。
サーバーによっては大文字を認識しないものもあるので、小文字のみで構成することも押さえておきましょう。
ポイント2:ユーザーが理解しやすい文字列を設定する
Google公式見解では「サイトのURL構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法でURLを構成できるよう、コンテンツを分類します。可能であれば、長いID番号ではなく意味のある語句をURLに使用します」と述べています。
良い例:http://bazubu.com/how-to-set-url-for-seo
悪い例:http://bazubu.com/123456abcE3%83%96%E3%
ユーザーに理解しやすいパーマリンクは、検索エンジンの認識しやすさにもつながり、クリック率の上昇にもつながります。
ポイント3:キーワードを入れる
Googleのジョン・ミューラー氏は「URLに含まれるキーワードのSEO効果は、コンテンツがインデックスされた後はほとんどない。SEOのためではなく、ユーザーのためになるURLを作りましょう」と発言しています。
パーマリンクにキーワードを含めるSEO効果はゼロではありませんが、日本語検索を前提とした日本では効果は軽微と想定されます。無理に入れ込む必要はありません。キーワードを入れることで理解しにくいURLになるなら、含める必要はありません。
ポイント4:なるべく短いパーマリンクを設定する
Googleのジョン・ミューラー氏は「URLの長さはSEOに全く影響を与えない」と述べています。
ただし、2014年のRadiumOneの調査によると、短縮したURLを利用した場合、共有の量が25%増加するという結果が出ています。短いURLの方がコピー&ペーストが楽なので共有されやすいです。
目安として、URLが100文字以上になるようなら短縮した方が良いです。
ポイント5:区切りの記号はハイフンを利用する
Google公式で「URLでは、ハイフンを使用して単語を区切ることを検討してください。URLでは、アンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします」と推奨されています。
良い例:http://bazubu.com/how-to-set-url-for-seo
悪い例:http://bazubu.com/how_to_set_url_for_seo
パーマリンクの設定方法(WordPress)
STEP1:全体のパーマリンク設定を行う
- WordPressのダッシュボードにログイン
- 左側のメニューから【設定】→【パーマリンク設定】を選択
- 「投稿名」を選択
- 「カスタム構造」の入力欄が /%postname%/ に変わることを確認
- 画面最下部の「変更を保存」をクリック
STEP2:記事ごとに個別にパーマリンクを設定する
- 【投稿】→【新規投稿】を選択
- タイトルに適当な文字列を入力
- 一度「下書き保存」をクリック
- 右側の「パーマリンク」欄の「URLスラッグ」に設定したい文字列を入力(例:how-to-set-wordpress)
- もう一度「下書き保存」
デフォルトではURLスラッグには記事タイトルが転用されます。設定を忘れると日本語のタイトルがそのままURLに反映されるので注意しましょう。
パーマリンクを途中で変更する場合の対処方法
デメリットを最小限に抑えるために「301リダイレクト」の設定を行います。旧URLをクリックしたユーザーを自動的に新URLへ転送する設定です。
方法1:プラグインを利用(推奨)
「Redirection」プラグインを利用する方法です。
- WordPressの管理画面で「Redirection」をインストール・有効化
- 【ツール】メニュー内の「Redirection」設定画面をクリック
- セットアップを完了
- 「ソースURL」と「ターゲットURL」にそれぞれ旧新のURLを入力
ソースURL(旧URL)は相対URL、ターゲットURLは絶対URL(https://〜)で表記します。
方法2:.htaccessに記述
.htaccessファイルに直接記述する方法もあります。
旧ページから新ページへ(old.html→new.html)
Redirect 301 /old.html http://example.com/new.html
旧ページから新ページへ(拡張子なし)
Redirect 301 /old http://example.com/new
.htaccessを誤って編集するとサイトが消えたりデザインが崩れるリスクがあるので、バックアップを行ってから実行しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. パーマリンクはSEOに影響する?
A. 直接的なランキング要因としての影響は軽微ですが、ユーザーの理解しやすさやクリック率、共有のしやすさに影響します。また、途中で変更するとSEO評価がリセットされるため、最初に適切に設定することが重要です。
Q. 日本語パーマリンクはダメ?
A. 使用は可能ですが、エンコードされて長くなる、SNSで認識されない、404エラーになる可能性があるなどのデメリットがあります。英単語での設定を推奨します。
Q. 既存記事のパーマリンクを変更したい場合は?
A. 301リダイレクトを設定して、旧URLから新URLへ転送する設定を行いましょう。WordPressの場合は「Redirection」プラグインが便利です。
Q. カテゴリー名をパーマリンクに含めるべき?
A. カテゴリー名を絶対に変更しないと言い切れる場合のみ検討してください。カテゴリー名が変わるとURLも変わるリスクがあるため、基本的には「投稿名のみ」を推奨します。
まとめ:パーマリンクは最初にルールを決めよう
この記事では、パーマリンクの定義から設定方法まで解説しました。
重要ポイント:
- パーマリンクはURLのうちドメイン名を含まない部分
- 途中で変更すると被リンク評価がリセットされる
- 外部からのアクセスができなくなるリスクがある
- 設定ルールは必ず最初に決めておく
- 理想的な設定構造は「投稿名のみ」
最適なパーマリンクの5つのポイント:
- 日本語ではなく英単語で設定する
- ユーザーが理解しやすい文字列を設定する
- キーワードを入れる(無理には不要)
- なるべく短いパーマリンクを設定する
- 区切りの記号はハイフンを利用する
次のステップ:
- WordPressのパーマリンク設定を「投稿名」に変更する
- 新規記事作成時は英単語のスラッグを設定する
- 短くシンプルで理解しやすいURLを心がける
- 既存記事を変更する場合は301リダイレクトを設定する
パーマリンクは一度設定したら変更しないのが基本です。サイト立ち上げ時に適切なルールを決めて、一貫した設定を行いましょう。

