「n8n」という名前を見て、どう読むのか迷った方は多いのではないでしょうか。この記事では、n8nの正しい読み方から、名前の由来、そしてn8nがどのようなツールなのかまで解説します。
n8nの読み方は「エヌエイトエヌ」
n8nの正式な読み方は「エヌエイトエヌ」(英語では「n-eight-n」)です。
n8nの公式サイトでも、以下のように明記されています。
n8n is always written in lowercase and pronounced “n eight n”.
(n8nは常に小文字で表記し、「エヌエイトエヌ」と発音します)
つまり、アルファベットの「n」、数字の「8(エイト)」、アルファベットの「n」をそのまま読むのが正式な発音です。
日本では「エヌハチエヌ」も通じる
日本では「エヌハチエヌ」と呼ぶ人も少なくありません。これは日本語圏特有の現象で、以下の理由があります。
- 日本では数字を英語読みより日本語読みにする傾向がある
- 「エヌエイトエヌ」より「エヌハチエヌ」の方がリズムが取りやすい(2拍・2拍・2拍の均等なテンポ)
日本語圏であれば「エヌハチエヌ」でも十分通じますが、海外の人と話す場合や公式な場では「エヌエイトエヌ」を使いましょう。
n8nという名前の由来
n8nという特徴的な名前には、明確な意味と由来があります。
「nodemation」の短縮形
n8nは「nodemation(ノードメーション)」という言葉を短縮したものです。
- node:ノード(接続点、n8nではワークフローの各処理単位を指す)
- automation:オートメーション(自動化)
「ノードをつないで自動化する」というツールのコンセプトを、「node」と「automation」を組み合わせた造語で表現しています。
Numeronym(ヌメロニム)という表記法
n8nの表記は「Numeronym(ヌメロニム)」と呼ばれるIT業界でよく使われる略語パターンです。単語の最初と最後の文字を残し、間の文字数を数字で表します。
| Numeronym | 元の単語 | 意味 |
|---|---|---|
| n8n | nodemation | ノード+オートメーション |
| i18n | internationalization | 国際化 |
| l10n | localization | ローカライゼーション |
| k8s | kubernetes | コンテナオーケストレーション |
n8nの場合、「n」と「n」の間に8文字(odematio)があるため「n8n」となります。
名前の裏話
n8nの創設者Jan Oberhauser氏によると、最初は長い名前「nodemation」で開発を始めたものの、CLIで毎回入力するには長すぎると感じ、短縮形の「n8n」を採用したそうです。良いドメイン名がすべて取られていた中、この名前に落ち着いた経緯もあるとのことです。
n8nとは何か
名前の由来がわかったところで、n8nがどのようなツールなのかも簡単に紹介します。
ワークフロー自動化ツール
n8nは、複数のWebサービスやアプリケーションを連携させ、業務を自動化するためのツールです。
- Gmail、Slack、Google Sheets、Notion、Salesforceなど500以上のサービスと連携
- ドラッグ&ドロップで視覚的にワークフローを構築
- プログラミング不要(ノーコード/ローコード)
- ChatGPT、Claude、GeminiなどのAIとも連携可能
具体的に何ができるか
- 特定のメールが届いたらSlackに通知
- フォームの回答を自動でスプレッドシートに記録
- 毎日定時にレポートを自動生成してメール送信
- SNSの投稿を自動で収集・分析
- AIを使って問い合わせを自動分類・回答生成
n8nの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | n8n(エヌエイトエヌ) |
| 由来 | nodemation(node + automation) |
| 開発元 | n8n GmbH(ドイツ・ベルリン) |
| 創設者 | Jan Oberhauser |
| リリース | 2019年 |
| ライセンス | Sustainable Use License(Fair-code) |
| 利用者数 | 世界で20万人以上 |
競合ツールとの違い
n8nはZapierやMake(旧Integromat)と同じカテゴリのツールですが、以下の点で差別化されています。
- セルフホスト可能:自社サーバーで運用でき、データを完全に管理できる
- コストパフォーマンス:セルフホストなら基本無料、Cloud版もステップ数無制限
- 柔軟性:ノーコードで簡単に、必要ならコードで拡張も可能
- AIエージェント対応:ChatGPTなどを組み込んだ高度な自動化が可能
n8nの利用形態
n8nには3つの利用形態があります。
| 形態 | 特徴 | コスト |
|---|---|---|
| n8n Cloud | 公式のクラウドサービス、すぐに使える | €20〜/月 |
| セルフホスト | 自社サーバーで運用、実行回数無制限 | サーバー代のみ |
| デスクトップ版 | PCにインストール、学習用途向け | 無料 |
初めての方はCloud版の14日間無料トライアルから始めるのがおすすめです。
まとめ
- n8nの読み方は「エヌエイトエヌ」(日本では「エヌハチエヌ」も通じる)
- 名前の由来は「nodemation」(node + automation)の短縮形
- n8nは複数のサービスを連携して業務を自動化するツール
- ノーコードで使え、AIとの連携も可能
n8nの詳しい使い方については、料金プランについてはも参考にしてください。

