「キーワード選定って何から始めればいいの?」
「ツールを使っているけど、どのキーワードを選べばいいかわからない…」
「アクセスは増えたのに、なぜか売上に繋がらない」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
結論からお伝えすると、キーワード選定とは「検索結果ページの上位表示を狙うキーワードを特定し、そのキーワードに戦力を集中させて、コンテンツづくりを行うSEOプロセス」です。「キーワード選定で、売上の8割が決まる」といって過言ではないほど重要な工程です。
この記事では、キーワード選定の正しいやり方を3つのステップで解説し、さらに実践的なテクニックまでお伝えします。
この記事でわかること
- キーワード選定とは何か、なぜ重要なのか
- キーワード選定に必要な3つのツール
- 候補キーワードのリストを作る方法
- キーワードを絞り込んで優先度を決める方法
- 実践で使えるキーワード選定テクニック
キーワード選定とは?売上の8割を決める重要プロセス

キーワード選定とは、検索結果ページの上位表示を狙うキーワードを特定し、そのキーワードに戦力を集中させて、コンテンツづくりを行うSEOプロセスです。
重要なのは、SEO効果を最大化でき、かつSEO効果が発現したときにビジネス成果に結びつくキーワードを選ぶことです。
選定すべきキーワードの3つの条件
- 集客に貢献するキーワード:検索ボリュームがあり、サイトへの流入を増やせる
- コンバージョンに貢献するキーワード:購買や問い合わせなど、成果につながる
- ブランド価値に貢献するキーワード:企業やサービスの認知度向上に寄与する
キーワード選定の悪さが引き起こす失敗
「オウンドメディアを立ち上げたが、全然アクセス数が伸びない」
→ 集客に貢献するキーワードを選定できていない
「アクセス数は伸びたが、全然コンバージョンしない」
→ コンバージョンに貢献するキーワードを選定できていない
このような失敗を避けるためにも、正しいキーワード選定の手順を理解することが大切です。
キーワードリストの完成イメージ
最終的に完成を目指すのは、100個程度のキーワードリストです。ExcelまたはGoogleスプレッドシートで管理することをおすすめします。
Step-1:必要なツールを準備する

キーワード選定を効率的に進めるには、適切なツールの準備が欠かせません。
キーワード選定に必要な3つのツール
1. 関連キーワードを抽出するツール
ラッコキーワード、Googleキーワードプランナー、Ahrefsなどがあります。
2. 競合サイトの獲得キーワードを調べるツール
ラッコキーワード、Ahrefsなどで競合分析が可能です。
3. 各キーワードの月間検索ボリューム数を調べるツール
ラッコキーワード、Googleキーワードプランナーなどで検索ボリュームを確認できます。
ツールの選択ガイド
ラッコキーワード(初心者向け)
3つのツール機能を1つでまかなえるオールインワンツールです。基本機能は無料で、検索ボリューム機能は月額440円(税込・年払い)で利用できます。初めてキーワード選定に取り組む方におすすめです。
Ahrefs(プロユース)
高機能でプロ向けのツールです。月額12,500円〜と費用はかかりますが、詳細な競合分析や被リンク調査など、本格的なSEO施策に必要な機能が揃っています。
Googleキーワードプランナー
リスティング広告出稿で使い慣れている人向けです。無料で利用可能ですが、広告を出稿していないアカウントでは検索ボリュームが曖昧な数値でしか表示されません。
Step-2:候補キーワードのリストを作る

起点となるのは目的・コンセプト・ペルソナ
キーワード選定の起点を間違えると、的外れなキーワード選定をしてしまい、労力がまったく成果に結びつきません。
目的の設定
「いつまでに・何を・どれくらい」を明示します。例えば「6ヶ月後までに月間10万PVを達成する」「1年以内に問い合わせを月50件獲得する」など、具体的な数値目標を設定しましょう。
コンセプトの明確化
サイトのブランドアイデンティティを定義します。「誰に、何を、どのように伝えるサイトなのか」を明確にすることで、選ぶべきキーワードの方向性が見えてきます。
ペルソナの設定
ターゲット顧客を具体的な人物像として描きます。年齢、職業、悩み、情報収集の方法など、詳細に設定することで、その人が検索しそうなキーワードが浮かび上がってきます。
種となるキーワードを出す
目的・コンセプト・ペルソナをもとに、「種となるキーワード」をリストアップします。
種キーワードは以下の3つに分類できます。
- 集客力の高いキーワード:検索ボリュームが大きく、多くの流入が期待できる
- コンバージョンしやすいキーワード:購買意欲が高いユーザーが検索する
- コンセプトにマッチするキーワード:サイトの専門性を示せる
種キーワードから拡げる
重要なのは、種キーワードを抽出した時点で「キーワード選定、終了」としないことです。多くの人はここで止まってしまうから、SEO成果が出ません。
種キーワードから拡げて、まだ誰も見つけていないお宝キーワードを探索しましょう。
ラッコキーワードで使える機能は以下の通りです。
- サジェストキーワード:Googleの検索窓に入力したときに表示される候補
- 他のキーワード:関連する別のキーワード
- 質問:ユーザーが疑問形で検索するキーワード
- 周辺語:同じトピックで使われる関連語
- 類語:意味が似ているキーワード
この段階では質より量です。できる限り数多くのキーワードをリストアップしましょう。
競合サイトの獲得キーワードをリストに加える
以下のサイトの獲得キーワードを調べてリストに加えましょう。
- 自社のビジネスが直接的に競合する同業他社のサイト
- 同業ではないが、ニーズが競合するサイト
- ベンチマークしているサイト
- ペルソナの人物が利用しているサイト
競合サイトの獲得キーワードを調べることで、自社で取りこぼしているキーワードを発見できます。
Step-3:キーワードを絞って優先度を決める

「検索意図」に着目して重複を排除する
検索意図(インテント)とは、ユーザーが検索したときの目的です。「なぜ、そのキーワードで検索したのか?」の答えといえます。
例えば「虫歯治療 方法」「虫歯 治し方」「虫歯 治す方法」は、すべて検索意図は同じ「虫歯を治す方法を知りたい」です。
重要なポイントとして、現在のGoogleは語句の表現が違っていても、検索意図が同じならば同じ検索結果ページを返します。検索意図が同じキーワードを複数選定すると、無駄になるだけでなく、カニバリゼーション(共食い)の問題も発生します。
検索意図が重複するキーワードは1つにまとめ、無駄な重複を排除しましょう。
SEO効果を出しやすくコンバージョンしやすいゾーンを探る
キーワードを「ニーズ×ウォンツのマトリクス」で分類すると、戦略的な選定ができます。
ウォンツ:欲しいと感じる商品やサービス、願望
ニーズ:実際の必要性、解決すべき課題の存在
今すぐキーワード(ウォンツ高×ニーズ高)
コンバージョンしやすいキーワードです。ただしSEO難易度が高く、競合が多い傾向があります。
まだまだキーワード(ウォンツ低×ニーズ低)
潜在顧客を集客したいオウンドメディアの狙いどころです。多くのサイト運営者がたどり着けないため競合が少なく、重要な潜在顧客はこのゾーンにいます。
総合的に優先度を決める
キーワードごとにA・B・Cの優先度を入力します。以下の問いを参考に判断しましょう。
- 戦略(ビジョン、目指す方向性)と一致するか?
- コンバージョン率は高そうか?
- 検索ボリュームは多いか?
- 競合性は強いか?低いか?
- そのキーワードで作るコンテンツは、自社ならではの専門性を発揮できるか?
- そのキーワードで、突き抜けて良質なコンテンツを作れそうか?
これらの問いに対する答えを総合的に判断し、優先度を決定します。
実践で使えるキーワード選定テクニック

テクニック1:コンバージョン貢献度の高いキーワードパターン
コンバージョンに繋がりやすいキーワードには特定のパターンがあります。「〇〇 比較」「〇〇 おすすめ」「〇〇 口コミ」「〇〇 料金」などは、購買意欲の高いユーザーが検索するキーワードです。
テクニック2:ユーザージャーニーで考える5W3H
Who、What、When、Where、Why、How、How much、How manyでキーワードを整理します。ユーザーが購買に至るまでの各段階で、どのようなキーワードで検索するかを考えることで、網羅的なキーワードリストを作成できます。
テクニック3:非重複のロングテールキーワード
検索意図が重複しないロングテールキーワードを見つけることが重要です。3語以上の複合キーワードは検索ボリュームは小さいものの、競合が少なく、コンバージョン率が高い傾向があります。
テクニック4:緊急状況のキーワード
ユーザーが緊急性を感じている状況で検索するキーワードは、コンバージョン率が高い傾向があります。「〇〇 今すぐ」「〇〇 即日」「〇〇 24時間」などがこれに該当します。
テクニック5:改善・成長系のキーワード
ユーザーが改善や成長を求めて検索するキーワードも有効です。「〇〇 上達」「〇〇 コツ」「〇〇 改善」などは、ユーザーの課題解決意欲が高いため、適切なソリューションを提示できればコンバージョンにつながります。
よくある質問(FAQ)
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Q. キーワードは何個くらい選定すればいい?
A. 目安として100個程度のキーワードリストを作成することをおすすめします。ただし、数を揃えることが目的ではなく、質の高いキーワードを選ぶことが重要です。サイトの規模や目的に応じて調整してください。
Q. 検索ボリュームが多いキーワードを優先すべき?
A. 検索ボリュームだけで判断するのは危険です。ボリュームが大きいキーワードは競合も多く、上位表示が難しい傾向があります。最初は検索ボリュームが小さめで競合性が低いキーワードから攻略し、徐々にサイトの評価を高めていく戦略が効果的です。
Q. 競合が強いキーワードは避けるべき?
A. 競合が強いキーワードでも、自社ならではの専門性を発揮できる場合や、突き抜けて良質なコンテンツを作れる場合は挑戦する価値があります。ただし、サイトの成長段階に応じて優先度を調整しましょう。
Q. キーワード選定は一度やれば終わり?
A. いいえ、キーワード選定は継続的に行うべきプロセスです。市場環境の変化、競合の動向、ユーザーニーズの変化に応じて、定期的にキーワードリストを見直し、更新することが大切です。
まとめ:キーワード選定で売上の8割が決まる

この記事では、キーワード選定の正しいやり方について解説しました。
重要ポイント:
- キーワード選定は「売上の8割を決める」ほど重要なプロセス
- 集客・コンバージョン・ブランド価値に貢献するキーワードを選ぶ
- 目的・コンセプト・ペルソナを起点にキーワード選定を行う
- 種キーワードで終わらせず、お宝キーワードを探索する
- 検索意図の重複を排除し、カニバリゼーションを防ぐ
3つのステップ:
- ツールを準備する:ラッコキーワード、Ahrefs、Googleキーワードプランナーなど
- 候補キーワードのリストを作る:種キーワードから拡げ、競合分析も行う
- キーワードを絞って優先度を決める:検索意図で重複排除し、総合的に判断
次のステップ:
- キーワード選定ツール(ラッコキーワードなど)を準備する
- サイトの目的・コンセプト・ペルソナを明確にする
- 種キーワードをリストアップし、関連キーワードに拡げる
- 競合サイトの獲得キーワードを調査する
- 検索意図で重複を排除し、優先度を決定する
キーワード選定は、SEOの成否を分ける最も重要なプロセスです。正しい手順で進めることで、集客にもコンバージョンにも貢献するキーワードを見つけることができます。この記事の内容を参考に、ぜひ実践してみてください。

